2009年11月13日

PROTO TYPE ARCHIVE Vol.1 BMX RACER RF-1

PROTO TYPE ARCHIVEと題して、今までテストされてきた、様々なQUAMENのプロトタイプを紹介していきたいと思います。

まず、第一弾は、BMX RACERのRF-1です。





RF-1は栗瀬 裕太がQUAMENのライダーとして契約して、一番最初に開発を担当する事になったBMXレーサーフレームです。
またQUAMENとしても、初めて開発する事になったレーサーフレームです。
製作前に栗瀬からあった「スタートダッシュで伸びるバイクを」というリクエストに応える形で設計されました。

基本構成はAISI4130クロモリ鋼のチュービングを使ったコンベンショナルな構成ながら、MID BBや14mmエンドというフリースタイルバイクの特徴を併せ持ったオリジナリティー溢れる仕上がりとなっており、マット・ベージュの塗色ともあいまって、凄みを感じさせるフレームでした。

2009年5月3日に岡山県笠岡市の太陽の丘BMXトラックで行われた第25回全日本BMX選手権において、栗瀬 裕太のライディングによってデビューしました。
結果は5位入賞。組みあがって間もないバイクでの快挙でした。


RF-1のリザルト一覧です。ライダーは全て栗瀬 裕太によるものです。

03/05/'09 第25回全日本BMX選手権 笠岡太陽の丘BMXトラック 決勝5位

17/05/'09 JOSF SPRING NATIONALS 緑山スタジオシティー内BMXトラック 決勝7位

20/06/'09 U.C.I.大阪・堺国際BMX選手権大会 DAY1 大泉緑地サイクルどろんこ広場 決勝4位

21/06/'09 U.C.I.大阪・堺国際BMX選手権大会 DAY2 大泉緑地サイクルどろんこ広場 クラッシュの為DNQ



RF-1について、開発ライダーの栗瀬 裕太にインタビューしてみました。


QUAMEN BIKES JAPAN(以下QBJ)
「最初にレース用フレームを開発するにあたって、どんな事を希望したの?」

栗瀬 裕太(以下YUTA)
「とにかくスタートダッシュで前に伸びるって言う事ですね。」

QBJ 「初めてRF-1を手にした時に感じた事を教えてもらえる?」
YUTA 「クロモリのレーサーフレームは、本当に久しぶり、って言うかほぼ初めてだったので、どんな乗り味になるのか楽しみでした。」

QBJ 「組みあがって、乗ってみてのインプレッションを。」
YUTA 「硬いアルミフレームには無いしなりがあって、僕には向いているフレームだと直感しました。」

QBJ 「さらに進化させるにあたって要望した事は?」
YUTA 「BBHを含めた乗り味全般的に、普段ダートジャンプ等で使用しているLoCalに近づけて欲しいって言う事。それと、もっと加速して、さらに軽量に仕上げて欲しいという事ですね。」 




(Thanks for AKABANE VISIONS)


(Thanks for AKABANE VISIONS)